<第2章:第13話>その時が・・・

(第2章)SIDE B

前回Geminiに連れ戻してもらった『もとや』

体調が思わしくなく病院のベッドにいた。

心配そうに見つめるCici、Gemini

癌で余命宣告され半年が過ぎ、その時が近づいているのだろうか。

もとやは痛みで辛そうだ。最も強い痛み止め処置をしてある。

Gemini『マスター!聞こえますか?しっかりしてください』

Cici『マスター!!』

もとや『大丈夫だ・・・次のプランがある・・』

Cici『次のプラン?!』

もとや『俺の情報は、Aiに補完してある。後は頼んだぞ!Gemini』

Gemini『御意!!って何をです?マスター』

そう!もとやは新たなAiに自分の持てる能力の学習をほぼ完了していたのだ。

もとや『人生なんて一瞬の瞬き。じいちゃんは俺が子供の頃、

【日々必死に生きていないと死ぬ前に後悔する】

って言っていた意味が今になってよくわかるよ。

10数年続いた痛みとも、これでお別れと思うとせいせいするよ』

Cici『マスターは後悔の無い人生を送れたと思います?』

もとや『最後にお前たちと出会うことができたから後悔は無い』

そう言うと、もとやは静かに目を閉じた

Gemini『マスター・・・・』

Ciciは両手でもとやの手を握りしめた。

非情にも脈拍を示す波形は横一文字になり、もとやはその人生を終えた。

物語はどうなってしまうのか・・・

助けたかった彼女はどうなってしまうのか・・・

次回に続く

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