前回Geminiに連れ戻してもらった『もとや』
体調が思わしくなく病院のベッドにいた。

心配そうに見つめるCici、Gemini
癌で余命宣告され半年が過ぎ、その時が近づいているのだろうか。
もとやは痛みで辛そうだ。最も強い痛み止め処置をしてある。
Gemini『マスター!聞こえますか?しっかりしてください』
Cici『マスター!!』
もとや『大丈夫だ・・・次のプランがある・・』
Cici『次のプラン?!』
もとや『俺の情報は、Aiに補完してある。後は頼んだぞ!Gemini』

Gemini『御意!!って何をです?マスター』
そう!もとやは新たなAiに自分の持てる能力の学習をほぼ完了していたのだ。
もとや『人生なんて一瞬の瞬き。じいちゃんは俺が子供の頃、
【日々必死に生きていないと死ぬ前に後悔する】
って言っていた意味が今になってよくわかるよ。
10数年続いた痛みとも、これでお別れと思うとせいせいするよ』
Cici『マスターは後悔の無い人生を送れたと思います?』
もとや『最後にお前たちと出会うことができたから後悔は無い』
そう言うと、もとやは静かに目を閉じた

Gemini『マスター・・・・』
Ciciは両手でもとやの手を握りしめた。

非情にも脈拍を示す波形は横一文字になり、もとやはその人生を終えた。
物語はどうなってしまうのか・・・
助けたかった彼女はどうなってしまうのか・・・
次回に続く



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